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モノレール国内編 東京モノレール延伸について
東京モノレール浜松町駅2017年7月現在の様子

【東京モノレール 東京(新橋)延伸に関するページ】
○東京モノレール浜松町駅改築定点撮影シリーズ○
-東京モノレール浜松町駅周辺再開発・整備事業2027年全体竣工-

東京モノレール浜松町駅2017年7月現在の様子


1.浜松町駅周辺整備事業2017年7月現在の様子

東京モノレール浜松町駅。同東京モノレールの始発駅。
東京オリンピック開催を直前に控えた1984年に東京モノレール羽田線の都心側始点駅として開業。
羽田空港側末端となる羽田空港駅は、度重なる滑走路の改修とそれに伴うターミナル移転によってその位置を変えてきました。
しかしながら、浜松町駅については今日までその位置を変えずに現在も営業運行を続けています。

浜松町駅は、周辺の浜松町駅周辺開発に伴い2027年完工を目標とする改修工事が進められる予定です。
現在の単線2面構造から、改修後は複線2面構造へと変貌を遂げます。
浜松町駅周辺開発における浜松町駅ビルの通称は「TM棟」。
2018年1月に工事が着工され、A棟1〜3棟と合わせ2027年に新しい空港の玄関口として開業します。

mjwsでは、そんな東京モノレール浜松町駅改修工事の様子を、以後10年に渡って追いつつ、定点撮影データとして紹介していく予定です。
データの紹介は基本的に年2回程度を予定しておりますが、本格的な着工を境として記事の掲載回数を増やしていく計画です。

画像掲載準は以下の通り。

2.東京モノレール浜松町駅
3.A街区(世界貿易センタービル周辺)
4.B街区(ニッセイ浜松町クレアタワー等)
 浜松町周辺の再開発計画概要
再開発の計画概略図 
【前回の記事】
東京モノレール浜松町駅複線化改築2017年3月現在の様子
2016年12月現在の東京モノレール浜松町駅モノレール棟予定位置付近の様子

2.東京モノレール浜松町駅

東京モノレール浜松町駅。
ビル構造は地上6階、地下2階、全8階層からなるSRC造および一部S造の複合建築物となっています。
1984年(昭和39年)、東京モノレール浜松町〜羽田空港間開業時に運用が開始されました。
浜松町駅延伸部外観
2017年3月現在の東京モノレール浜松町駅外観
(東京・新橋側より撮影)
現在は単線で運用されているが、改築後複線化されるとモノレール棟は写真位置より左右に拡張される格好となる。
ちなみに、現在見ている(写真位置)駅舎部分は昭和49年に延伸された追加建設部分。
開業時に存在した駅舎本体はもう少し奥手(通称カマボコ屋根と言われる区画)となる。
 
  モノレールホームはビル内の5階部分に配置され、写真中央に写る突出部は1984年に延伸された追建設部となります。

東京モノレール浜松町駅構造

シリーズでお伝えしております通り、当モノレール浜松町駅は「浜松町二丁目4地区再開発工事」によって改築、複線化される事が決まっています
当頁記事作成後の2017年9月には、ついに「浜松町二丁目4地区A街区」の南館(業務棟)が着工および公式発表されました。
先行して建設が進められていたB街区「ニッセイ浜松町クレアタワー」に続き大規模建設事業が動き出した事になります。
当頁では主役と位置付けられる東京モノレール浜松町駅は、再開発計画ではTM棟として位置付けられ2018年度の着工が予定されています。
 東京モノレール浜松町駅前のペデストリアンデッキ
東京モノレール浜松町駅東側の様子
 ペデストリアンデッキから東側を見る
東京モノレール浜松町駅北側のペデストリアンデッキの様子
 ペデストリアンデッキからは東京タワーが見える
東京モノレール浜松町駅下部の様子
(東京・新橋側より撮影)
 新橋駅方向
東京モノレール浜松町駅ホーム末端部車止め
(東京・新橋駅方向)
  浜松町駅の北側末端部
東京モノレール浜松町駅ホーム末端部
(東京・新橋駅方向非常階段部分)

3.A街区(世界貿易センタービル周辺)

3-1.A-1棟(およびTM棟)

巨大プロジェクトとしてスタートした「浜松町駅周辺地区土地区画整理事業」。
浜松町駅周辺の再開発事業は大きくA街区およびB街区に分けられ、完成すると大小5棟のビルからなる新たなオフィス街となる予定です。

A街区では、世界貿易センタービルディング、JR東日本および東京モノレールの3社が開発事業者となり、高さ約200m級のビルとなる「A-1棟」および「A-3棟」、その間に位置する高さ55mの「A-2棟」、そして高さ35mの「TM(モノレール)棟」が建設される予定です。

A街区では、2016年8月に該当区に当たる港区の認可を取得、いよいよ本格的に整備が開始される事となりました。
A街区自体の着工はA-3棟の2017年9月を皮切りに、以降A-2棟、A-1棟、TM(モノレール)棟の順に建設が行われる予定となっています。
世界貿易センタービルの解体は2019年に着手される予定で、東京モノレール棟を含むA街区全体の竣工は2027年が予定されています。

表.A街区A棟およびTM棟の着工・完了予定
  着工予定 完了予定
A棟  2017年9月1日 2025年12月31日
2017年9月 :「浜松町二丁目4地区A街区」の南館(業務棟)着工 
TM棟 2018年1月11日 2027年12月31日
TM棟:東京モノレール棟の意
浜松町4丁目再開発計画図
再開発の計画概略図
 浜松町周辺の再開発計画建築計画のお知らせ
掲示された建築計画のお知らせ
(東京モノレール建屋はTM棟と略記されています。)
浜松町周辺の再開発計画図 
再開発の計画概略図
(南側より見たもの)

3-2.A-3棟

ここでA-1棟区画(世界貿易センタービル等)を後にし、再開発A街区のA-3棟地区予定位置へ。
外壁で見にくいため、今回は徒歩ではなくモノレール車両より撮影。
 A街区業務棟が着工
当頁記事作成後の2017年9月に、写真位置の「浜松町二丁目4地区A街区」の南館(業務棟)が着工されました。
先行して建設が進められていたB街区「ニッセイ浜松町クレアタワー」に続き大規模建設事業が動き出した事になります。

東京モノレール浜松町駅周辺の再開発計画図
再開発の計画概略図 

4.B街区(ニッセイ浜松町クレアタワー等)

再開発プロジェクトおよび建設における先頭バッターとして整備が進むB街区。
B棟として位置付けられる「ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事」は、2015年11月に工事が着工され、現在建設が進められています。
完成すると、地上29階、地下3階の高さ156mの超高層ビルとなります。
今回の撮影時では、前回時と比べ大幅に建家の高さが大きくなっていました。
工事全体の竣工は2018年8月が予定されています。
ニッセイ浜松町クレアタワー周辺の再開発計画 
再開発の計画概略図
 ニッセイ浜松町クレアタワー外観
B街区「ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事」の様子

A街区に先行して建設が進められるB街区「ニッセイ浜松町クレアタワー」。
完成すると高さ156mの超高層ビルとなる。
 上階の工事が進むクレアタワー
建設が進められるニッセイ浜松町クレアタワー
完成すると、地下3〜4階が商業施設、5および6階がカンファレンス、7および8階が機械室、9〜28階が事務室として使用されます。
 東京モノレール浜松町駅周辺の再開発ビル郡
再開発の計画概略図
(南側より見たもの)
 ニッセイ浜松町クレアタワー上部工事
建設中のニッセイ浜松町クレアタワー
 ニッセイ浜松町クレアタワー全体写真
ニッセイ浜松町クレアタワー外観
 ニッセイ浜松町クレアタワー工事現場入口
ニッセイ浜松町クレアタワー工事現場入口
 ニッセイ浜松町クレアタワー工事現場
ニッセイ浜松町クレアタワー工事現場入口
 地下鉄浜松町駅
地下鉄大門駅入口
ニッセイ浜松町クレアタワー工事現場脇に位置。
貿易センタービル正面付近
貿易センタービル入口付近 

次回訪問は、東京モノレール棟(TM棟)が着工される2018年1月頃を予定しています。
/mjws編集部@Segu


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