2018年4月3日、沖縄都市モノレール線(ゆいレール)(沖縄県那覇市 那覇空港〜首里)を運営する沖縄都市モノレールは、2018年度の乗客数が1814万6486人だったと発表した。1日平均では4万9716人となった。
この事で年度当たりにおける乗客数において、8年連続で前年度記録を更新した事になる。
沖縄都市モノレール線(ゆいレール)は、那覇市の那覇空港から首里駅までの12.9kmを結ぶ日本跨座型のモノレール軌道線。開業は2003年8月で、翌2004年度の乗客数は1163万人、2010年以降乗客数が増加の一途を辿り今回の8年連続での更新となった。
沖縄都市モノレール線(ゆいレール)乗客数の推移(年度別) |
沖縄都市モノレール線(ゆいレール)は、特に海外からの訪日客の増加が顕著で、2017年8月にダイヤ改正を実施、さらに直近の2018年4月(4月2日平日ダイヤ分)にもダイヤ改正※を実施し、混雑の緩和に努めている。運転間隔では最短4.5分間隔から、ついに4分間隔へと変更・改正された。
(※平日および金曜日ダイヤを対象としたもの、平日金曜共通で4本増便、平日6便増便、金曜2本増便)
2018年現在、2019年春の延伸開業を目指し首里駅から「てだこ浦西駅」までの延伸工事が行われている。
延伸部はおよそ4.1km、既存の「首里駅」〜「石嶺駅」、「経塚駅」、「浦添前田駅」を経由し、沖縄自動車道近傍の「てだこ浦西駅(浦添市)」に至る計画となっている。新たな終点となる「てだこ浦西駅」直近には新たに、沖縄自動車道幸地ICが新設される予定。さらに、パーク&ライドの機能を持たせるため「てだこ浦西駅」脇には1000台規模の大型駐車場が設けられる。
ゆいレール営業車両1000形、延伸に向け増備が進む。
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首里駅〜てだこ浦西駅(新駅)間では延伸工事が進んでいる。画像は終点の「てだこ浦西駅」 |
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