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mjws編集室

MJWSの開設(2005年)

MJWS開設者について

MJWS開設者 田村拓丸はモノレール専門情報サイト「MJWS/Monorails of Japan Web Site」を運営し、国内外のモノレールに関する調査、記事執筆、映像制作、講演活動を行っているモノレール専門家です。

幼少期からモノレールに強い関心を持ち、国内外の路線、車両、構造、都市交通としての役割について独自に調査を続けてきました。2005年以降はモノレールの交通システムとしての在り方、今後の展開、過去の廃線ルートや未成線ルートなどを研究する場を設け、鉄道を研究する友人たちとともに半年ごとの勉強会を実施。資料収集、現地調査、事例研究を重ねながら、モノレールを単なる趣味対象ではなく都市交通と地域形成を読み解くテーマとして掘り下げてきました。

この研究活動の成果の一部は、後に田村が立ち上げたMJWS編集室へと引き継がれ、同時にMJWSの情報として広くインターネット上に公開されました。MJWS編集室はモノレールを専門に研究する鉄道ファンや協力者を中心に構成され、国内外のモノレールに関する記録、分析、情報発信を継続しています。田村自身のモノレール研究と記録活動は幼少期から始まり、現在まで35年近くに及びます。その長年の蓄積が現在のMJWSの基盤となっています。

近年は単なる交通機関としてのモノレール紹介にとどまらず、モノレールが都市や地域にもたらす影響、延伸計画とまちづくり、交通インフラ整備のプロセスといったテーマにも活動領域を広げています。多摩都市モノレール町田方面延伸に関しては、町田商工会議所によるモノレール延伸気運醸成シンポジウム、町田ロータリークラブでの「モノレールの延伸が街にもたらすもの」、町田・相模原経済同友会例会での「多摩都市モノレールの現状と町田方面延伸」など、地域団体に向けた講演実績があります。

講演ではモノレールの開業が街にもたらす変化、国内外の導入事例、世界のモノレールを取り巻く動向、延伸計画が地域社会に与える影響などを、実例を交えながら解説しています。特に町田方面延伸については、過去の都市モノレール整備事例や開業までのプロセスを踏まえ、地域がどのように機運を高め、まちづくりへ結びつけていくかという視点から発信を行っています。

また、報道機関や番組、行政、地域団体への資料提供実績も多くあります。幼少期から40年近くにわたり撮影・収集してきたモノレールに関する資料、写真、映像素材などを活用し、各種番組や展示、地域活動へ提供してきました。

これまでにNHK福岡放送局『ふっくTV』へ北九州モノレールに関する資料を提供したほか、テレビ朝日『ワイド!スクランブル』の番組特集コーナー「廃墟に人が集まるワケ」では、向ヶ丘モノレールに関する写真資料を提供しました。日経Webセミナーへのモノレール動画資料提供、町田商工会議所への「2022年 多摩都市モノレール町田延伸ルート決定!」に関する動画資料提供、テレビ朝日の2023年放送予定番組に関する内容打合せ・資料協力など、映像企画への協力も行っています。

NHK『有吉のお金発見!突撃!カネオくん』では、「世界最長のモノレール」として知られる重慶軌道交通2号線・3号線に関する動画資料を提供。BSフジ『鉄道伝説』第177回「東京都交通局 上野懸垂線 〜日本初のモノレール〜」では、上野懸垂線に関する写真・映像資料を提供しました。さらに2026年には、東京都の「恩賜上野動物園 旧モノレールアーカイブ展示」に対して、上野懸垂線/上野動物園モノレールに関する資料を提供しています。長年撮りためてきた記録は、テレビ番組や地域広報だけでなく、都市交通史を伝えるアーカイブ資料としても活用されています。

町田地域においては、町田商工会議所による多摩モノレール町田延伸機運醸成活動にも関わっています。町田駅、町田市民病院駅、木曽山崎駅、小山田緑地駅などの未来駅イメージデザイン作成、延伸署名活動用チラシの制作、隈研吾氏講演会「モノレールと町田のまちづくり」のチラシ制作などにも協力してきました。また、町田3・3・36号線開通前プレイベントへの協賛など、モノレール延伸を地域のまちづくりへつなげる取り組みにも参加しています。

田村の活動は、モノレールを趣味的な乗り物として扱うだけではなく都市交通、地域開発、歴史資料、映像記録を横断している点に特徴があります。長年にわたって積み重ねてきた研究と現地調査、そして40年近く撮りためてきた資料群をもとに、国内外の事例を地域の未来像や公共交通のあり方へ結びつけて発信していることが、MJWSの活動全体を支えています。

MJWS編集室について

MJWS編集室は、モノレール専門情報サイト「MJWS/Monorails of Japan Web Site」の調査・編集・発信を担う編集ユニットです。国内外のモノレールに関する情報を収集し、路線の成り立ち、車両や構造、都市交通としての役割、地域への影響などを整理しながら、記事、動画、図解、講演資料などの形で発信しています。

編集室の立ち上げ当初は、インターネットそのものが一般に広がり始めた時代でした。現在の感覚では、HTMLサイトは過去の媒体のように見えるかもしれません。しかし当時は、HTMLという形式であっても独自のサイトを持ち、そこから情報を発信できること自体がきわめて新しい取り組みでした。紙媒体や口コミ、限られた専門誌に頼ることが多かった時代に、個人や小さな研究グループが自らページを作り、写真や文章を公開できるようになったことは大きな転換点だったのです。

当時の鉄道ファンの活動も、現在とは少し違っていました。インターネットを通じて互いにつながり、情報を共有し、共同で発信していくという文化はまだ十分に定着していませんでした。そのため、それぞれが個人的に路線を研究したり、鉄道写真を撮影して回ったり、関連グッズを集めたりするような、個人単位の活動が中心でした。

田村拓丸は、そうした個人の研究や記録を一時的なものに終わらせず、継続的かつ持続可能な形で発信していくためには、時代に合わせて媒体を変えていくこと、そしてその変化に対応できる人の流れをつくることが不可欠だと考えました。その土台として構想されたのが、MJWS編集室です。

MJWSは、別名「モノレール・ジャパン」という名称を冠して開設されました。当時は、個人名を掲げた鉄道サイトや、特定の路線だけを紹介するサイトが主流だった時代です。その中で「モノレール・ジャパン」という名称は、個人サイトとしてはかなり大きな看板を掲げたものでもありました。しかし田村は、将来的に国内外のモノレール情報を広く扱い継続的に蓄積していく場にしたいという考えからこの名称を選んだといいます。単なる個人記録ではなく、モノレールを専門に扱う情報発信拠点を目指す意思が、サイト名にも表れていました。

現在のMJWS.orgがHTMLサイトとして残されているのは、その時代から継続して運営されてきた経緯によるものです。HTMLで一つひとつページを作り、写真や文章を蓄積していく形はMJWSの原点でもあります。モノレールという専門性の高いテーマを、インターネット上で継続的に公開してきたことはMJWS編集室の活動の土台になっています。

その後、インターネット上の発信媒体は大きく変化していきました。情報発信の中心はHTMLサイトからブログへ移り、さらにPCや通信環境、動画配信サービスの発展により、静止画と文章だけで物事を紹介する時代から、動画によって現地の雰囲気や構造を伝える時代へと移っていきます。YouTubeを用いた配信が一般化(2007年頃〜)したことで、モノレールの走行音、駅構造、分岐器、車両の動き、都市の中での見え方などを、より直感的に伝えられるようになりました。

MJWSもこうした環境の変化に合わせ、発信媒体を時代ごとに広げてきました。HTMLサイトを基盤としながら、ブログによる更新性の高い情報発信を取り入れ、さらにYouTubeチャンネルを新設することで、文章、写真、動画を組み合わせたモノレール専門メディアへと発展してきました。媒体は変化しても、国内外のモノレールを記録し、調べ、わかりやすく伝えるという編集室の姿勢は一貫しています。

一方で、MJWS編集室は固定されたメンバーだけで続いてきた組織ではありません。立ち上げ当初に関わったメンバーと、近年新たに合流したメンバーは、設立者である田村を除き、すべて異なる顔ぶれへと移り変わっています。これは単なる入れ替わりではなく、時代ごとに必要な知識や感覚を持つ人が加わり、媒体や発信方法の変化に合わせて編集室そのものも更新されてきたことを示しています。

編集室の特徴は、モノレールを単なる乗り物紹介として扱うのではなく、都市や地域の変化と結びつけて捉えている点にあります。過去に存在した路線の記録、廃線・未成線の調査、海外の都市交通プロジェクト、国内の延伸計画などを横断的に扱い、モノレールがどのような背景で計画され、どのように街と関わってきたのかを読み解くことを重視しています。

また、MJWS編集室は、長年蓄積してきた写真、映像、資料を整理し、必要に応じて番組制作、展示、講演会、地域活動などへ活用できる形に整えています。上野懸垂線、北九州モノレール、向ヶ丘モノレール、重慶モノレールなど、時代や地域をまたぐ記録は、モノレールの歴史や都市交通の変遷を伝える資料としても役立てられています。

多摩都市モノレール町田方面延伸をはじめとする地域活動においても、MJWS編集室の知見は講演資料や広報物の制作に反映されています。過去の都市モノレール整備事例、開業までの流れ、地域への波及効果などを整理し、モノレール延伸を単なる交通計画ではなく、まちづくりの視点から伝えるための情報発信を行っています。

MJWS編集室は、モノレールを記録し、調べ、伝えるための実践的な編集・研究拠点です。HTML、ブログ、YouTubeと発信の形を変えながら、同時に関わる人の流れも更新し、都市交通、地域開発、歴史資料、映像記録をつなぐ専門的な情報発信の場として活動を続けています。


編集室だより

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