モノレールに関するニュース&トピックス

モノレールに関するニュース
-2020年度-

モノレールニュース国内編

多摩都市モノレール延伸決定
(上北台〜JR箱根ヶ崎)


関連項目:多摩モノレール(箱根ヶ崎延伸)

 東京都は、検討を進めてきた多摩都市モノレールの箱根ヶ崎延伸について、「上北台」から「JR箱根ケ崎駅」の区間について整備を進める方針を固め、新年度に基本設計に着手することを公表した。

 多摩都市モノレール箱根ヶ崎延伸ルートは、多摩モノレールの現在の北の終点である上北台駅より西進し、JR八高線箱根ヶ崎駅付近までを結ぶおよそ6.7kmの延伸路線として計画された延伸路線。導入空間として新青梅街道が当初より計画されており、同道路拡幅工事のための用地確保が進められていた。延伸ルートとなる新青梅街道の拡幅工事は、上北台駅から箱根ヶ崎駅間を1〜5工区に分け事業が進められており。最遅の事業期間が設定されている第2工区(事業施行期間:平成28年2月5日〜平成34(2022)年3月31日まで)の完工を持って、ルートのベースとなる道路整備は完了するスケジュールとなっていた。

 多摩モノレール延伸計画については、箱根ヶ崎までの延伸の他、多摩センター〜町田、多摩センター〜八王子等の複数の計画立案されており、東京都はこれまで各ルートの延伸可否を検討してきた。今回、これら複数計画案のうち、多摩モノレールの既存終点である「上北台」および瑞穂町「JR箱根ケ崎駅」の間の7kmの区間について先行整備を進める方針を固めた。
東京都は、本事業費を800億円と見積もっており、うち新年度予算案には基本設計に資する1億円を計上する。

 多摩モノレール既開業路線および延伸構想ルート概略図
多摩モノレール既開業路線および延伸構想ルート概略図
箱根ヶ崎ルート、町田ルートおよび八王子ルートが延伸検討路線として検討されていた。


 新青梅街道より見た多摩モノレール上北台駅軌道末端部分
多摩都市モノレール 上北台駅の軌道末端部分(新青梅街道側より撮影)。
多摩モノレール上北台駅軌道末端部分
多摩都市モノレール 上北台駅の軌道末端部分(上北台駅ホームより撮影)。
多摩モノレール延伸ルート上から見た上北台駅
新青梅街道側より見た、多摩都市モノレール上北台駅の軌道末端部分。手前に写る自転車置き場は、将来モノレール軌道が上空を通過すると予想される用地。 
既存の最北端軌道を支える多摩モノレールP18-6支柱
既存の最北端軌道を支えるP18-6支柱

【過去記事を参照】 

 多摩モノレール箱根ヶ崎延伸 上北台駅l軌道末端
上北台駅および軌道末端部、そして延伸ルートのベースとなる新青梅街道の想定図。上北台駅周辺の詳細については以下リンクを参照下さい。
多摩モノレール箱根ヶ崎延伸関連
上北台駅周辺解説-モノレール軌道末端周辺の散策を面白くする4つのポイント-
 
多摩モノレール箱根ヶ崎延伸 上北台駅都市計画道路

多摩モノレール箱根ヶ崎延伸
 
多摩都市モノレール延伸へ(箱根ヶ崎方面先行整備)

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MJWS田村拓丸 記事編集者:田村拓丸 Takumaru Tamura
MJWS代表 ・ 編集室 デスク (Representative・Assistant editor)

両親の出張に同行し、幼少期よりモノレール国内路線の運営状況、建設の様子に触れて周る。学生時代にモノレールについてのホームページを公開、本サイトをはじめとするいくつかのネット媒体で情報配信を行う。この他運行会社との情報交換をベースとしコミュニティ向けの講演を実施。現在は編集室員と共に記事のライティングおよび校閲、デザイン画構成・作成、Youtube向け動画作成等、モノレールインフラの維持発展に向けた諸所の活動を展開している。