
モノレールニュース
-2026年度-
国内
ゆいレール、過去最多2409万人へ |
||||||||
モバイルSuica定期券対応で、沖縄の都市交通は次の段階へ沖縄都市モノレール「ゆいレール」の利用が、過去最高水準に達しています。沖縄都市モノレールは、2025年度の乗客数が前年度比8.4%増の2409万6263人となり、3年連続で過去最多を更新したと発表しました。1日当たりの乗客数は6万6017人に達しており、開業から20年を超えたゆいレールが、沖縄本島中南部の都市交通として一段と存在感を強めていることが分かります。 ゆいレールは、那覇空港と那覇市中心部、首里、浦添方面を結ぶ沖縄県唯一の軌道系公共交通機関です。観光客にとっては、那覇空港から国際通り方面へ向かう分かりやすい交通手段であり、県民にとっては通勤・通学・買い物などの日常移動を支える都市交通でもあります。 今回の過去最多更新は、単に観光需要が戻ったというだけではありません。延伸区間を含めた沿線利用が定着し、ゆいレールが沖縄都市圏の移動手段として、より深く根づいてきたことを示しているといえます。 特に注目したいのは、利用者数の増加に対して、ゆいレール側も輸送力の増強を進めている点です。現在の1000形には3両固定編成が導入されており、3両編成車の定員は251人となっています。従来の2両編成が160〜170人規模であることを考えると、混雑緩和に向けた大きな一手です。
一方で、利用者が増えれば、駅や車内の混雑だけでなく、乗車券購入や定期券購入の利便性も課題になります。そうした中で発表されたのが、モバイルSuicaによるゆいレール定期券の発売です。 沖縄都市モノレールとJR東日本は、2027年春以降を予定時期として、モバイルSuicaでゆいレールの定期券を利用できるようにすると発表しました。対象は通勤定期券と通学定期券です。 これまでゆいレールでは、Suicaをはじめ、PASMO、ICOCA、SUGOCAなど全国相互利用の交通系ICカードを利用できる体制が整えられてきました。ただし、現行の案内ではSuicaにゆいレールの定期券を載せることはできないとされており、定期利用に関しては別の手続きが必要でした。 今回のモバイルSuica定期券対応は、その部分を大きく変えるものです。スマートフォン上で定期券を購入・利用できるようになれば、駅窓口に立ち寄る負担が減り、日常利用者にとっての使いやすさは大きく向上します。駅へ行かずにスマートフォン操作だけで定期券を購入できるようになる点は、通勤・通学利用の多い路線にとって重要な改善です。 ゆいレールは、観光路線として語られることが多い路線です。しかし、2025年度の乗客数2409万人という数字と、モバイルSuica定期券への対応を合わせて見ると、その性格は少しずつ変わってきているように見えます。空港アクセスや観光移動を支えるだけでなく、沖縄都市圏の日常交通として利用される段階に入っているのです。 2025年度の過去最多更新と、2027年春以降のモバイルSuica定期券対応。ゆいレールは今、沖縄の観光交通から、沖縄都市圏の日常を支える基幹交通へと、着実に重心を移しつつあります。 |
||||||||
![]() |
![]() - mjws.org サイトトップへ戻る - 上部にリンクインデックスが表示されない場合はお手数ですが、 こちら をクリックして下さい。Welcome to mjws!The index page is here. |