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恩施州旅游軌道交通
Enshi Qingyunya Tourist Resort Area Cliff Sightseeing Small Train
Suspended monorail (SAFEGE) system , CRRC
湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州/中華人民共和国
中文:恩施州旅游轨道交通(恩施青云崖旅游度假区崖壁观光小火车)
英文:Enshi Qingyunya Tourist Resort Area Cliff Sightseeing Small Train
 

路線名 恩施州旅游軌道交通(恩施州観光鉄道)
開業年月日 2021年5月(予定)
営業距離 2.1 km
駅数 全3駅
モノレール方式 懸垂式(CRRC SAFEGE)”空轨”
編成:2両編成(定員170名)
最高速度:80km/h

1. 恩施観光遊覧鉄道

恩施観光遊覧鉄道は、中華人民共和国、湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州に計画される懸垂式モノレールとケーブルカーを含む観光輸送ラインを指す路線。恩施県は2019年に中国鉄道マグレブ輸送株式会社と正式に恩施観光鉄道の建設を計画する契約を締結。恩施観光鉄道は長さ75 kmの路線計画の事前調査を完了しおており、2020年にはモノレールの建設計画(全長2.1km)が承認および入札開始さた。落札発表は同2020年4月に行われ、さらに6月に正式に開工に至る事となった。

恩施観光遊覧鉄道は州政府の重要な建設プロジェクトと位置付けれており、西部のリチュアン市市街地から、グランドキャニオンなどの重要な観光地を経由し、東部に位置する恩施市の市街地までを繋ぐ事が計画されている。ルート上には14駅の設置が構想されており、駅間平均距離は約5.8km、全長は約75kmに及ぶ。構想計画上においては列車の設定速度は40〜50 km / hと考えられており、この速度においては片道2時間程度を有する路線となる。構想される14駅の内訳は、利川駅、利川東駅、騰龍洞駅、山龍門駅、黒洞駅、玉龍洞駅、雲上駅、馬鞍龍駅、夢公駅、馬車駅、屯浦駅、八松西駅、湖茶口駅および恩施駅となっている。

2.2020年6月6日、恩施清雲谷観光モノレール開工

湖北で中国国内初の”空轨”営業線となる恩施清雲社観光・観光線プロジェクトが2020年6月6日に正式に開工された。このプロジェクトは、武漢に本社を置く武漢鉄道エンジニアリンググループによって実施されるもので、総投資額は約6億元。線路は来年5月頃に完工の見込みで、順次試運転が実施される見込み。路線は全長2.1 kmで3駅が設置される。2.1kmの路線の内、800メートルの区間は世界で初となる崖側を通るルートとなる。

3.懸垂式のモノレールシステム”空轨”

”空轨”は懸垂式のモノレールシステム。6月4日には武漢中国鉄道エンジニアリンググループの江霞製造基地の試験線でテスト走行が成され、高温化での試験となった。基本構造はドイツや日本で採用実績のあるSAFEGE型懸垂式モノレールで、門型鋼製の軌道桁およびゴムタイヤを用い走行する。恩施清雲社観光・観光線プロジェクトで作用される同モノレールはCRRCの”空轨”で、2両編成の列車が170人を運ぶ。


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