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 パナマメトロ3号線 仮称 ヌエボアライハン車両基地
 ヌエボアライハン車両基地は、パナマメトロ3号線の計画に際し検討されている同線の車両基地。車両基地用地の広さは、約10ヘクタール。車両基地内にはモノレール車両を留置する留置線や車両検修工場、タイヤ交換施設等の基礎設備の他、モノレールシステムの運行の要となる運行管理センターが併設される予定。
 パナマメトロ3号線の計画段階における必要列数は26編成で、その後計画される3駅の延伸を含めると32編成が必要となる。いずれも6両固定編成での運用が想定されているため、各設備および線の様用もこれに準拠する。パナマメトロ3号線には、将来的に第2期延伸構想が存在するが、この際に必要となるさらなる留置線スペースとして10 編成分の留置線用空地が確保される。
 端末駅を隣接して建設が可能である事と、入出庫線が短く効率的である事、朝ラッシュ時に旅客需要が増すメトロ3号線の路線西末端となるため、現状ヌエボアライハンへの車両基地の建設が有力視されている。
なお、候補地としては以下4位置が検討された、1.運河の西岸 2.アライハン 3.ヌエボ アライハン(オートピスタ沿い) 4.ヌエボ アライハン (パンアメリカン道路沿い)。
 車両基地構造は、双方扇型をベースとした異形2ユニット方式。基本構造は並列扇型と変わらないため、入替え線が設けられる。


設置が予定される車両基地線
用途 線数 備考 
入出庫線 2 線  メトロ3号線1期の末端駅となるCiudad del Futuro(シウダッド・デル・フトゥーロ)駅の軌道末端部方には入出庫線が上下各1線、計2線が設けられる予定。これは、本線と車両基地とを接続するいわゆる基地線となる。入出庫線下り線側は、本線分岐後本線直上を立体交差し、地上まで降下し車両基地内に入るルートが想定されている。
留置線 13 線
(将来18線)
留置線1線に6両編成2本を収容できるスペースを持ち、全13線が設けられる。
列車検査線 2 線 車両工場内線2線
月検査線 1 線 車両工場内線1線
重要部検査線 1 線 重要部検査線車両工場内1線
全般検査線 1 線 全般検査線車両工場内1線
タイヤ交換線 1 線 タイヤ交換線は、タイヤ検査および交換に使用される線。
車両洗浄線 1 線 車両洗浄線は、車体洗浄を行うための線。別途手洗い洗車設備を設ける。
工作車車庫 1線 保守作業用基地(工作車車庫、留置線)
工作車は3台留置を想定。車庫前には、トラバーサを設ける。
 車両基地内の路線配置と番線名および番線用途

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