蕪湖軌道交通1号線
中華人民共和国_蕪湖市
INNOVIA Monorail 300 System・CITYFLO 650自動列車制御
/PBTS(Bombardier Transportation&CRRC)
|
社名 |
蕪湖軌道交通
中文:芜湖轨道交通
英文:Wuhu Yunda Rail Transit Co.、Ltd. |
路線名 |
蕪湖軌道交通1号線
(路線カラー:レッド) |
開業年月日 |
2020年1月1日予定
|
営業距離 |
30.375km |
駅数 |
全25駅(以下は中文表記駅名)
白马山駅-弋江駅-珩琅山路駅-峨山路駅-大工山路駅-红花山路駅-利民路駅-环城北路駅-北京路駅-中山北路駅-赭山公园駅-赤铸山路駅-天门山路駅-方特欢乐世界駅-齐落山路駅-武夷山路駅-裕安路駅-港湾路駅-鞍山路駅-龙山路駅-衡山路駅-太湖路駅-华山路駅-保顺路駅
車両基地:白马山车辆段、保顺路车辆段
※全駅高架構造
|
複・単線 |
複線 |
モノレール方式 |
跨座式
INNOVIA Monorail 300 System
CITYFLO 650自動列車制御
編成:5両編成
最高速度:80km/h
|
蕪湖軌道交通向けINNOVIA Monorail 300
(画像は2号線車両)
(c)www.sohu.com
http://www.sohu.com/a/270569453_564294
|
1.蕪湖市軌道交通
中華人民共和国西部安徽省に位置する蕪湖市。長江と青弋江が合流する地でも知られ、市内全域において河川や湖水などが網の目のように分布する。
この蕪湖市の地にモノレール導入が決定されていく事となる紙面発端が、2015年12月、国家発展改革委員会によって示された「蕪湖市鉄道輸送の建設計画(2016年-
2020年)」。
同計画は翌1996年2月に国務院によって正式に承認される運びとなり、蕪湖軌道交通1号線30.4kmおよび2号線1期区間16.246kmがモノレールで建設される事となっていった。
工事は1996年12月24日、蕪湖軌道交通2号線の車両基地付帯駅となる梦溪路の開工によって開始された。現在、蕪湖軌道交通1号線30.4kmおよび2号線1期区間16.246km共に2020年1月1日の開業を目指し工事が進められている。
なお、蕪湖軌道交通3号線は地下鉄(2条軌鉄道、軌間1,435mm、15駅、全長19.3kmでの建設が予定されており、開工2019年12月、竣工2022年12月として計画が進められている。また、2号線2期区間末端に接続が計画される蕪湖軌道交通4号線についても、ルートの詳細は未定ながら、2025年末の開業を目指し計画が進められている。
|
蕪湖軌道交通1&2号線概略図
|
2.蕪湖軌道交通1号線
蕪湖軌道交通1号線のルートは、ほぼ全線において長江に並行する形状を配している。市北部の工業都市から南下し、市中央エリア、南部文教区に至る全長30.375km25駅の計画で整備が進められている。
平行して建設が進められる蕪湖軌道交通2号線と合わせると、蕪湖市では2020年代に47km近い「10」字型の鉄道網が完成する事となる。両路線の輸送人員は1日当たり24万人と見積もられる。
設置される駅舎は以下の通り。
表.蕪湖軌道交通1号線設置駅
駅名称 |
駅構造・備考 |
保顺路站 |
高架駅
付帯設備:保顺停車場 |
华山路站 太湖路站 衡山路站 龙山路站 鞍山路站 港湾路站
裕安路站 武夷山路站 齐落山路站 方特欢乐世界站
天门山路站 赤铸山路站
赭山公园站
中山北路站 |
高架駅 |
北京路站 |
高架駅
2号線接続 |
环城北路站 利民路站 红花山路站 大工山路站
峨山路站 |
|
珩琅山路站 |
高架駅
3号線接続駅 |
弋江站 |
高架駅
3号線接続駅 |
白马山站 |
高架駅
付帯設備:白马山車両基地 |
保顺路车辆段
写真中央付近に留置線へ繋がる分岐器を設置する。写真上部に見える無数の棒状のものは、モノレール用のPC軌道桁を製作し仮置きしているもの。 |
3.モノレールシステム
蕪湖軌道交通1号線2号線共に、採用されるモノレールシステムはボンバルディア・トランスポーテーション(Bombardier Transportation)のINNOVIA
Monorail 300 System およびCITYFLO 650自動列車制御システムとなっている。導入はBombardier TransportationおよびCRRCのJVであるPBTSが行う。基本運用は5両編成での計画。設計最高速度は時速80km/hとなっている。 |
蕪湖軌道交通1号線路線図 |
|