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東京モノレールの工作車


 

1.東京モノレール 工作車 DE-32・33

東京モノレールでは、軌道や設備の点検・保守を行うために、各種の専用工作車が使用されています。その中でも DE牽引工作車 は、保守用車両群の中核を担う存在であり、主として架線作業貨車の輸送や各種保守用車両のけん引に用いられています。DE は Diesel Engine の略称で、ディーゼルエンジンを動力源とすることを示しています。夜間の保守作業や設備更新作業においては、必要な車両や資機材を所定の作業地点まで確実に輸送する役割を担っており、保守体系全体を支える基幹的な工作車といえます。

これらの車両は、一般鉄道の保線車両とは異なり、跨座式モノレール特有の構造条件に対応した専用設計となっています。跨座式モノレールでは、列車がコンクリート製の軌道桁上面を走行するため、工作車についても同様に軌道桁上を安全に走行できる構造が必要となります。DE牽引工作車は、このようなモノレール特有の軌道条件に適合した走行装置と車体構造を備え、保守作業に必要な貨車や付随車を連結して運用できるよう設計されています。

特にDE牽引工作車の重要な役割は、架線作業貨車の輸送にあります。モノレールの電力設備保守では、高所に設置された架線や関連機器に対する点検・更新作業が必要となりますが、その際には専用の作業貨車を所定位置まで搬送する牽引車が不可欠です。DE牽引工作車は、こうした作業編成の先頭に立って運用されることが多く、夜間の限られた作業時間の中で、効率的かつ確実に保守作業を実施するための基盤となっています。


このほか、モノレールの工作車には、資材輸送や巡視、点検などに幅広く対応するディーゼル普通工作車や、バッテリーを動力とする MB工作車 も存在します。MB は Motor Battery の略称で、排気を伴わないことから、都心部や駅周辺、あるいは換気条件に制約のある区間などでの運用に適した形式です。また、動力を持たない付随車として、T- の記号を付されるトレーラー車が連結される場合もあります。これらの各形式は、用途や作業条件に応じて使い分けられています。
当ページはこの内、牽引工作車 DE-32・33(下記画像中最左の工作車)の画像を紹介します。
 

東京モノレール工作車DE-32 大井競馬場駅付近 
 
東京モノレール工作車DE-32 側面写真

昭和島車両基地に留置中のDE-33

昭和島車両基地に留置中のDE-33と架線作業用貨車
 
昭和島車両基地に留置中のDE-33

昭和島車両基地に留置中のDE-33 

東京モノレール工作車DE-32 大井競馬場駅付近

東京モノレール工作車DE-32 大井競馬場駅付近

東京モノレール工作車DE-33 大井競馬場駅付近

東京モノレール工作車DE-33 大井競馬場駅付近

東京モノレール工作車DE-33 大井競馬場駅付近

東京モノレール工作車DE-33 大井競馬場駅付近
 
東京モノレール工作車DE-32 大井競馬場駅付近
 
東京モノレール工作車DE-32 大井競馬場駅付近
 
東京モノレール工作車DE-32 大井競馬場駅付近
 
東京モノレール架線交換用貨車 大井競馬場駅付近
 
 




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