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東京モノレールの工作車


1.東京モノレール 工作車 T-45

東京モノレール羽田空港線では、営業列車とは別に、軌道設備や電力設備の点検・保守を行うための各種工作車が運用されています。これらの工作車は、営業運転終了後の夜間に軌道桁、走行路、分岐器、電力設備その他の保守作業に投入され、路線の安全性と安定輸送を支える事業用車両として重要な役割を担っています。

 
T-45
東京モノレールの工作車には、用途や動力方式に応じて複数の形式が存在します。

たとえば、DEは Diesel Engine の略称であり、ディーゼルエンジンを動力源とする工作車を示します。これらは主として架線作業貨車の輸送や各種保守用車両の牽引に用いられ、保守作業全体の基幹的な役割を果たしています。

これに対し、MBは Motor Battery の略称で、モーターとバッテリーによる電動方式を採用した工作車を指します。MB工作車は排気を伴わないことから、都心部、駅周辺、あるいは換気条件に制約のある区間での保守作業に適した形式として位置付けられています。

 こうした動力工作車に対し、T-45は動力を持たない付随車、すなわちトレーラー車に分類される車両です。

 
T-45
Tは Trailer を示す記号であり、T-45は東京モノレールが保有する工作車群の中でも、走行面作業用の台車、あるいは作業車として用いられる形式の一つです。

東京モノレールにはT-38、T-47など同系統の車両も存在し、T-45もそれらと並ぶ走行面作業台車として運用されています。

T-45は自力走行用の動力装置を備えておらず、単独で線路上を移動することはできません。このため、現場への出入りに際しては、DE形式の普通工作車や牽引工作車などの動力工作車により推進または牽引される、いわゆるプッシュプル方式で運用されます。

こうした運用形態は、モノレールにおける保守用車両の機能分担を端的に示すものであり、動力車が輸送機能を担い、T-45のようなトレーラー車が作業機能に特化することで、保守作業全体の効率化が図られています。
こうした運用形態は、モノレールにおける保守用車両の機能分担を端的に示すものであり、動力車が輸送機能を担い、T-45のようなトレーラー車が作業機能に特化することで、保守作業全体の効率化が図られています。

東京モノレールT-45 浜松町駅付近(〜天王洲アイル駅)間にて
 

T-45と同様 走行面作業台車のT-47
前方の視界確保の為、他の工作車に比べ車高が低い

電源台車のT-51 見た目は他の走行面作業台車に近い
 




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