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門真市駅末端 瓜生堂延伸のページ

大阪モノレール延伸-門真市~瓜生堂間-に関するページ

-Expansion plan of the Osaka Monorail line-

2015年7月、門真市~瓜生堂方面延伸に関する事柄が一斉に動き出しました。
2016年1月15日には、大阪府の戦略本部会議において、ついに大阪モノレールの延伸計画の方針が決定されました。
現行の終点である門真市駅~瓜生堂間の延伸について、2019年度着工および2029年開業を目指すというもの。
さらに2018年7月には大阪モノレール社より、瓜生堂までの延伸についてついに特許申請が成されました。
当ページでは、今後の門真市~瓜生堂方面延伸に関連する情報(報道、延伸計画から工事)について、可能な範囲において紹介していきます。

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 大阪モノレール 南伸ルート
大阪モノレール南伸区間ルート(2016年発表による想定ルート)
 大阪モノレール堺延伸ルート図
大阪府が検討する環状モノレール構想とそのルート
(大阪モノレール線構想全体図)
大阪モノレール瓜生堂延伸 最新の進捗状況および公開資料情報区切り

【瓜生堂延伸に関する今後のタイムスケジュール】
大阪モノレール瓜生堂延伸スケジュール
大阪モノレール瓜生堂延伸 今後のスケジュール(予定)
画像出典:大阪府HP“大阪モノレールの延伸について” 
2016年度:1月15日 | 延伸計画方針決定/大阪府戦略本部会議
2017年度:測量、土質調査、環境影響評価、基本設計着手
     ・7~9月:PC、鋼軌道桁および駅舎基本設計着手構造物(基本設計(3件)発注)
2018年度:都市計画決定、軌道法特許取得
2019年度:都市計画事業認可および工事施工許可取得
2020年度:延伸工事着手大阪モノレール延伸進捗状況(現在)
     ・都市計画事業認可および工事施工許可取得後~-用地買収および工事着手

2029年度:延伸開業(予定)
 



 


大阪モノレール瓜生堂延伸トピックス区切り

大阪モノレール瓜生堂延伸整備現在の様子

大阪モノレール瓜生堂延伸 今後のタイムスケジュール 区切り
大阪モノレール線延伸 門真市~瓜生堂方面延伸に関するアーカイブ





大阪モノレール瓜生堂延伸駅舎イメージパース

大阪モノレール瓜生堂車庫2021年3月の様子


大阪モノレール門真市~瓜生堂間延伸に関するアーカイブタグ
2021年現在の延伸ルートの様子


2018~2019年現在の延伸ルートの様子

大阪モノレール延伸ルート解説2018年最新情報版

2015~16年現在の延伸ルートの様子
大阪モノレール延伸関連 門真南駅建設予定位置画像集
大阪モノレール延伸関連 鴻池新田駅建設予定位置画像集
大阪モノレール延伸 荒本駅門真市側散策
大阪モノレール延伸 荒本駅周辺散策
大阪モノレール延伸 荒本駅瓜生堂側散策
大阪モノレール延伸関連 瓜生堂駅建設予定位置画像集
大阪モノレール延伸関連 久宝寺口駅建設予定位置画像集

瓜生堂延伸に関するアーカイブ


大阪モノレール延伸関連 門真市駅軌道末端の様子2016年6月現在
大阪モノレール瓜生堂延伸2015.12月
門真市駅末端2015年 瓜生堂延伸

その他 [国際文化公園都市線(彩都線)延伸ルートに関するページ]
大阪モノレール 東センター延伸
大阪モノレール彩都線延伸ルート散策 前編 東センターから大阪モノレール山手台車庫の散策ページ

 

1.大阪モノレールにおける堺方面延伸計画

1-1.現状把握

大阪モノレールにおける建設計画は、既存の大阪国際空港(伊丹空港)から堺泉北臨海工業地帯を結ぶ大阪全体を巻き込んだ大規模プロジェクトとして立ち上がりました。
 大阪モノレール環状線構想

大阪モノレール線(以下、本線と略記)の別名、環状線という呼称はここからきています。
今日では、計画に挙がった路線のうち、大阪空港駅~門真市駅間が開業しており、次延伸予定区間は門真市~瓜生堂間とされています。
本線の延伸計画は、初期計画時より大阪府道2号大阪中央環状線に沿って建設されるものとされています。
そのため、府道沿いには本線延伸用に用地確保された空き地および緑地帯が存在しており、GoogleEarth等で確認する事ができます。

 大阪モノレール延伸側末端軌道 門真市駅
写真 門真市駅先モノレール軌道末端。
軌道末端より撮影(2015.12)
大阪モノレール延伸側末端軌道を見る 門真市駅 
写真 門真市駅先モノレール軌道末端。
門真市駅ホームより撮影(2015.12)
   

2. 大阪モノレール 門真市~瓜生堂延伸

2004年、近畿地方交通審議会答申第8号において、「京阪神圏において、中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」が示されました。

事業経過
平成2年6月 大阪モノレール第1期区間(千里中央~南茨木)開業
平成元年5月「運輸政策審議会答申第10号」において位置付け
平成3年9月「大阪府新総合計画」において位置付け
平成9年8月 門真市駅まで 開業
平成13年9月「大阪府行財政計画(案)」において位置付け
平成15年3月 東大阪市の要望署名、知事への陳情 署名26万人
平成16年10月「近畿地方交通審議会」近畿圏における望ましい交通のあり方について(答申第8号)において位置付け
該当路線のうち、門真市から瓜生堂間が次期延伸区画案として盛り込まれました。

事業概要 -資料:財政再建プログラム(案)資料(主要プロジェクト)
1.事業概要
(1)事業主体 【建設主体】 インフラ部 :大阪府等
インフラ外部:未定
【運行主体】 未定
(2)事業手法 未定
(3)位置 門真市以南(大阪中央環状線を導入空間に想定)
(4)上位計画での位置づけ
平成16年10月 「近畿地方交通審議会」
「門真市~鴻池新田~荒本~瓜生堂8.7km について、京阪神圏において中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」と答申されている。
(5)事業内容 未定(環状モノレールの門真市駅以南の延伸構想)
(6)事業期間 未定
(7)事業費 未定

  3.環境への対応方針
・騒音、振動、電波障害、プライバシー等の問題については、事業実施にあたり、環境アセスメントを実施する。
採算性の確保
・開業区間の経営状況を踏まえながら、延伸区間における需要と採算性について慎重に検討しているところである。
・今後、国の支援制度の状況を把握しつつ、需要喚起につながるまちづくりについて地元沿線市と連携して検討するとともに、モノレールのさらなる低廉化や需要・採算予測の精査を行う必要がある。
 
 2.事業目的
・放射状に伸びる鉄道を環状方向に結ぶことにより、
①都心ターミナルの混雑緩和
②鉄道不便地の解消(交通弱者への十分な移動手段の提供)
③一点集中型から機能集約型都市構造への誘導(活気あるまちづくり)
④人流の自動車交通から公共交通への転換を図る。
・東部大阪都市圏に立地する「ものづくり」の工業集積と空港をはじめ関西学研や彩都といった研究開発拠点を直結することにより地域のポテンシャルを高め、良好なまちづくりを図る。

その後10年程が経過した2013年4月、府知事 松井一郎氏によって、事業化に向けたルート等検討業務の開始が各部局へ指示されました。
 延伸を待つ門真市駅周辺
門真市駅周辺 2015年/Google earth

2-1.門真市~瓜生堂南伸における基本計画等設計業務

(2015年5月-2016年1月)
2015年5月、大阪府都市整備部は、門真市~瓜生堂南伸における基本計画等設計業務の落札者をトーニチコンサルタントへ決定した事を発表しました。
基本計画等設計業務とは、門真市~瓜生堂延伸における構想ルートと概略設計を基に事業費を精査するほか、延伸ルートにおけるPC軌道桁制作場の検討を行うものとされています。
PC軌道桁制作場は、計画路線沿線や車両基地内(または予定地)に設ける事が一般的です。
 モノレール軌道桁製作場
PC軌道桁制作場(例:ゆいレール)
沖縄都市モノレール延伸に向け建設が進む、PC軌道桁製作場整備の様子
 モノレール軌道桁製作場 構内
PC軌道桁制作場(例:東京モノレール)
東京モノレール昭和島基地内に設置された、PC軌道桁制作場

門真市~瓜生堂間延伸においては、大阪府道2号大阪中央環状線に沿ったルートが想定されています。
そのため、現状の府道沿い確保地、または周辺の区画に整備されるのかが注目されます。
納期は2016年1月末とされており、以降計画の進展があるものと推定されます。
 瓜生堂周辺
瓜生堂周辺 /Google earth

2-2.大阪府(戦略本部会議)方針決定 [2019年着工、2029年開業]

(2016年1月15日)
日本経済新聞報道
大阪府は15日の戦略本部会議において、大阪モノレールの延伸計画の方針を決定しました。
2019年度着工、2029年開業を目指すというもの。
(延伸計画区間:門真市駅~瓜生堂(うりゅうどう)[東大阪市] 9km)
総事業費は約1050億円で、約333億円を府と東大阪市などが負担し、このうち同市は70億円を上限に支出する事となります。
事業費の残りは国が約407億円、大阪高速鉄道が310億円を負担する計画となっています。
方針ではあるももの、[2019年着工、2029年開業]という具体的な日程が発表された事は、ここまで流れた月日を考えれば大きな進展と言えます。

公表資料によるタイムスケジュール
2016年(H28年)測量、土質調査、基本設計、環境アセス調査、詳細設計。
2018年(H30年)事業認可、特許および施行実施予定。
2019年(H31年)着工

2-3.2018年7月大阪モノレール特許申請

2018年7月11日(水)、大阪モノレールは瓜生堂までの延伸事業について、軌道法に基づく特許を申請。提出先は国土交通大臣で、運輸事業特許を申請しました。申請内容はこのページにて示してきた通り、既存の終点である門真市駅から東大阪市・(仮称)瓜生堂駅までの8.9kmの区間。新設中間駅として門真南駅、鴻池新田駅および荒本駅の3駅の設置も併記。建設費用は全体を通しておよそ1000億円。このうちおよそ7割をインフラ部(支柱および軌道桁(モノレール専用道))が占める事となります。開業目標はこれまで通り2029年となりました。

2-4.2018年7月都市計画素案公表(地元説明会実施)

大阪モノレールの軌道法特許申請(門真市~瓜生堂8.8km)と同時期の2018年7月、大阪府では大阪モノレール瓜生堂延伸に関わる都市計画の変更について、地元沿線住民への説明会を実施しました。この説明会中、都市計画素案として大阪モノレール瓜生堂延伸ルートの詳細が一般に公表される事となりました。

2-5.2018年11月 都市計画法第17条に基づく都市計画案縦覧実施

2018年11月、大阪府は大阪モノレール瓜生堂延伸に関連する都市計画案の縦覧を実施した。都市計画法第17条に基づくもの(※)。期間は平成30年11月14日(水曜日)から11月28日(水曜日)までの2週間。本縦覧および意見書の提出(2週間)実施後、順調に計画が進めば、2019年(平成31年)2月頃に大阪府都市計画審議会によって調査審議が行われ、同年3月頃に都市計画決定が告示される。

案件名:「東部大阪都市計画道路の変更」(大阪市、大東市、門真市)
概要:3・1・223-1号 大阪中央環状線の一部区間の幅員の変更
9・7・223-1号 大阪モノレール専用道の終点及び延長の変更
案件名:「東部大阪都市計画道路の変更」(東大阪市)
概要:9・7・227-1号 大阪モノレール専用道の追加
案件名:「東部大阪都市計画都市高速鉄道の変更」(大阪市、大東市、門真市)
概要:223-2号 大阪モノレールの終点及び延長の変更
案件名:「東部大阪都市計画都市高速鉄道の変更」(東大阪市)
概要:227-5号 大阪モノレールの追加

※都市計画法一部抜粋:第十七条 都道府県又は市町村は、都市計画を決定しようとするときは、あらかじめ、国土交通省令で定めるところにより、その旨を公告し、当該都市計画の案を、当該都市計画を決定しようとする理由を記載した書面を添えて、当該公告の日から二週間公衆の縦覧に供しなければならない。

2-6.2020年2月 延伸新設4駅のイメージパース公開

2029年に延伸開業を予定する大阪モノレール門真市~(仮称)瓜生堂までの延伸について、2020年2月に延伸新設4駅のイメージパースが公開された(画像の出典はいずれも大阪府HP“大阪モノレールの延伸について”)。

1.延伸新設駅 (仮称)門真南駅

門真南駅イメージパース。
門真市駅より2.6km地点に位置し、門真ジャンクション内に設置を計画。(参考:モノレール延伸事業 パンフレット(令和元年10月版))
2.延伸新設駅 (仮称)鴻池新田駅

鴻池新田駅イメージパース。
(仮称)門真南駅より1.9km地点に位置。(参考:モノレール延伸事業 パンフレット(令和元年10月版))
3.延伸新設駅 (仮称)荒本駅
荒本駅イメージパース。
(仮称)鴻池新田駅より2.4km地点に位置。
本延伸ルートでは唯一、府道2号線より大阪市道を経由し、東大阪市役所付近へ迂回する。(参考:モノレール延伸事業 パンフレット(令和元年10月版))
4.延伸新設駅 (仮称)瓜生堂駅
瓜生堂駅イメージパース。
(仮称)荒本駅駅より2.0km地点に位置。本瓜生堂延伸ルートの終点となり、門真市駅からの延伸距離は軌道末端部までの8.9kmとなる。瓜生堂駅近傍(瓜生堂駅~荒本駅間)には、本瓜生堂までの延伸に伴る営業車両増備対応の (仮称)瓜生堂車庫(南伸車庫)の設置が計画される。イメージパースモノレール軌道左手の橋構造物は、これまでの門真市駅、千里中央駅等と同様の折り返し線用分岐器受橋となる。(参考:モノレール延伸事業 パンフレット(令和元年10月版))

3.延伸ルート(門真市-瓜生堂)

3.延伸ルートの項 では、延伸ルート上の現在の様子を画像で紹介いたします。
また、設置される新駅予定位置の現在の様子については、当頁冒頭に掲載したリンクより詳細画像集へリンクしています。
 大阪モノレール 延伸ルート
大阪モノレール南伸区間ルート(2016年発表による想定ルート)

 
大阪モノレール延伸区間起点門真市駅
 大阪モノレール延伸起点駅の門真市駅側面外観
-Kadomashi-
大阪モノレール延伸ルート起点駅[門真市]
門真市駅外観
大阪モノレール延伸区間起点駅の門真市駅前広場
-Kadomashi-
大阪モノレール延伸ルート起点駅[門真市]
門真市駅前広場
大阪モノレール延伸ルート起点駅となる門真市駅のモノレール軌道末端
直近の2016年5月現在の様子
大阪モノレール延伸ルート起点駅[門真市南]
モノレール軌道末端

 大阪モノレール延伸区間起点駅の門真市駅軌道末端
直近の2015年8月時点の様子
大阪モノレール延伸ルート起点駅となる門真市駅軌道末端
直近の2016年5月現在の様子
大阪モノレール門真駅方向よりモノレール軌道末端を見る。

大阪モノレール門真市駅の軌道末端を延伸区間側より見る。
直近の2015年8月現在の様子

大阪モノレール延伸ルート起点駅[門真市南]
モノレール軌道末端を門真南駅方より見る。

門真市駅軌道末端の最新画像はこちら[撮影日:2015.12]
大阪モノレール瓜生堂延伸2015.12月
   
 大阪モノレール 門真南駅周辺概略
門真南駅(仮)
-Kadomaminami-
 
 大阪モノレール延伸ルート 門真南駅
-Kadomaminami-
大阪モノレール延伸ルート[門真南]周辺
近くになみはやドーム(現RACTABドーム)を配する門真ジャンクションを有する。
ジャンクションの通過方法が注目ポイント。
大阪モノレール延伸 門真南駅より門真市駅方面を見る
-Kadomashi-Kadomaminami-
門真市駅より南下し門真南駅方向。
大阪府道2号大阪中央環状線を沿って進む。
道路脇には大阪モノレール延伸用のための用地(緑地帯)が続く。
この大阪モノレール用地は以後、久宝寺口駅付近まで続いている※。
 大阪モノレール延伸 門真南駅周辺ルート図
-Kadomaminami-
門真南駅周辺写真
B位置右の建物はなみはやドーム
大阪モノレール延伸 門真南駅前のなみはやドーム
-Kadomaminami-
門真南駅(仮)傍に位置する「なみはやドーム」
なみはやドームは1997年、なみはや国体開催に際してメイン会場として建設。2015年10月1日より、『東和薬品RACTABドーム』と呼称される事が決定。これは、5年間の契約で医薬品メーカーである東和薬品が命名権を取得した事によるもの。門真南駅完成時には、駅前のシンボルとなる建造物。

 大阪モノレール延伸 門真南駅付近のジャンクション
-Kadomaminami-
門真市駅より門真南へ南下すると、門真ジャンクションが行く手を阻む(上図A位置)。
大阪モノレール延伸 門真南駅前広場
-Kadomaminami-
門真南なみはやドーム前広場(上図B位置)
写真左奥~写真中央奥の区間中に、駅舎が建設されるものと推定される。

大阪市交通局地下鉄長堀鶴見緑地線-門真南駅-門真南駅は、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の終着駅。
1997年8月29日、路線延長の際に開業。
大阪市交通局の駅の中で最も東に位置する事でも知られる。

門真市駅末端2015年 瓜生堂延伸 

 大阪モノレール 鴻池新田駅周辺概略
鴻池新田駅(仮)
-Kounoikeshindene-
大阪モノレール延伸 鴻池新田駅建設位置
鴻池新田駅(仮)は、初期計画では寺島ポンプ上東交差点
付近(現在時点)に建設される予定となっている。
(赤線は予定ルート(モノレール軌道))
大阪モノレール延伸 鴻池新田駅建設位置拡大
鴻池新田駅(仮)予定位置。
(赤線は予定ルート(モノレール軌道))
 大阪モノレール新駅、鴻池新田駅建設予定位置
鴻池新田駅(仮)建設想定位置は、2016年現在公園となっている。
大阪モノレール新駅、鴻池新田駅建設予定位置の公園 
左写真の公園より荒本駅方面を見る。
写真中の鉄道はJR学研都市線で、最寄駅はJR鴻池新田駅となる。
 大阪モノレール 荒本駅周辺概略
荒本駅・東大阪(仮)
-Aramoto・Higashiosaka-
 大阪モノレール延伸 荒本東大阪駅位置
大阪モノレール延伸ルート[荒本]周辺
(赤線は予定ルート(モノレール軌道))
今回の延伸区間で二つ目の東大阪ジャンクションポイント通過となる荒本駅(仮)。
門真ジャンクション(門真南駅付近)とは違い、東大阪ジャンクション自体を大きく迂回するルートを採用すると想定される。
上述した迂回ルートが注目ポイント。

大阪モノレール延伸 荒本または東大阪駅建設位置
荒本駅(仮)建設予定ルート上には、
東大阪市役所が配されている。
このため、市役所東側に駅舎が設置される可能性が高い。
 大阪モノレール荒本駅建設予定位置
東大阪市役所の前通りに位置する、大阪モノレール本線 荒本駅(仮)建設想定位置。
 大阪モノレール荒本駅では、近鉄けいはんな線と接続する。
荒本駅(仮)では、近鉄けいはんな線と接続する。
 大阪モノレール荒本駅の西面に位置する東大阪ジャンクション
大阪モノレールの軌道は、西面に位置する東大阪ジャンクションを迂回するルートで建設が計画されている。
 大阪モノレール瓜生堂駅に向かって緑地帯が続く
東大阪ジャンクションより瓜生堂建設予定位置へ続く緑地帯。
モノレール軌道はこの緑地帯を伝って建設される。
奥方に見える高架橋は、近鉄奈良線。
大阪モノレール 瓜生堂駅周辺概略 
瓜生堂駅(仮)
-Uryuudou-
 
大阪モノレール延伸 瓜生堂駅位置解説
大阪モノレール延伸ルート[瓜生堂]周辺
(赤線は予定ルート(モノレール軌道))
今回の延伸区間終点となる瓜生堂駅(仮)。
左右に走る鉄道路線は近鉄奈良線。

瓜生堂駅(仮)に接続予定の近鉄奈良線をはじめ、延伸ルート各駅にはJR私鉄が連絡する予定となっている。

近鉄奈良線については新駅の設置も協議されており、実現すれば更なる利便性の向上が図られる事となる。
大阪モノレール延伸 瓜生堂駅建設位置 
初期計画では、モノレール新駅は近鉄奈良線を越えた付近に建設される予定となっている。
今後の協議次第では、近鉄奈良線に新駅が設置される可能性もある。
瓜生堂駅北方面には、当初発表された延伸ルート図において南伸車庫設置位置が示されていた。南伸車庫が建設される事となれば、瓜生堂駅からの車庫への導線(軌道配置)と分岐器の設置方法が注目される。

 大阪モノレール瓜生堂駅建設予定位置の現在
2016年現在、瓜生堂駅(仮)建設予定位置に設置された広場。

大阪モノレール瓜生堂駅から続く緑地帯
左写真の広場奥からは、荒本駅方向(東大阪ジャンクション)へ向かって続く緑地帯が確認できる。
 
 大阪モノレール瓜生堂駅最寄の近鉄若江岩田駅外観
大阪モノレール瓜生堂駅(仮)建設予定位置の最寄に位置する近鉄若江岩田駅(瓜生堂駅側より撮影)。

大阪モノレール瓜生堂駅最寄の近鉄若江岩田駅より交点を見る
若江岩田駅より大阪モノレール瓜生堂駅(仮)方面を見る。
写真中車両がすれ違っている地点が、モノレールとの交点部分となる箇所。
(左手が久宝寺口方面、右手が荒本駅方面。)

 大阪モノレール軌道桁製作場の整備
延伸工事にあたっては、PC軌道桁製作場
設置位置も注目ポイントの一つ。
現状では、中央環状線沿いの未利用地が有力候補地。
瓜生堂駅の設置方法
瓜生堂以降に設置される車止めは、今後の延伸も視野に入れ、3線中央折り返し式の末端軌道が採用される可能性が高い。
大阪モノレール延伸計画ルートの南、久宝寺口駅
今回延伸ルートに含まれなかった久宝寺口。
写真は、久宝寺口駅(近鉄)との交点付近。
久宝寺口駅までは、大阪府道2号大阪中央環状線に緑地帯が整備されている。
久宝寺口駅で途切れる緑地帯
長く続いてきた緑地帯の終点部に位置する箇所。
つまり、モノレール建設当初より久宝寺口駅までの延伸は前向きであった事が伺える。逆を返せば、更に延伸を行うためには久宝寺口以南は用地取得が必要である。

南伸車庫 
大阪モノレール延伸計画発表時点では、門真市~瓜生堂延伸にともなう車庫建設の計画も示された。
発表資料中では、瓜生堂駅北方付近に位置する。
車庫の設置方法と設置位置が注目ポイントとなる。 
 大阪モノレール 南伸車庫の設置
写真:万博車両基地
 大阪モノレール 南伸車庫
写真:万博車両基地

 大阪モノレール延伸 延伸ルート概略

4. 門真市~堺延伸

2012年、交通体系見直し案(大阪府)によって、堺までの延伸を2050年までに行う方針が示された。
 大阪モノレール構想ルート末端に位置する南海堺駅
南海堺駅、モノレール構想のおよそ終着地点となる地域に位置する。
 中央環状線末端に位置するフェニックス通り、モノレール構想の末端部となる
大阪府道中央環状線の事実上の末端区域となるフェニックス通り。
 

5. 大阪空港以西延伸計画

既存の大阪空港駅より空港下をくぐり、西方へ延伸する計画が存在します。
延伸計画は継続されているものの、延伸区間は兵庫県にあたるため同県との調整が必要とされています。

 大阪空港駅末端のモノレール軌道

 インデックスページへリンク
※新しいウィンドウが開きます。
 


大阪モノレール延伸報道
大阪府新年度予算案まとまる
関西NEWSWEB/NHK 配信
2016/2/18 19:31
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160218/4758551.html

大阪府は18日、新年度・平成28年度の予算案をまとめ、北大阪急行や大阪モノレール延伸のための事業費などを新たに盛り込みました。
一方で、財源不足は780億円に上り、基金の取り崩しで補う厳しい財政運営が続く見通しです。
 
大阪モノレール延伸、29年開業 大阪府が方針
日本経済新聞
2016/1/16 2:01

大阪府は15日の戦略本部会議で昨年7月に同府東大阪市と合意した大阪モノレールの延伸計画について、2019年度着工、29年開業を目指す方針を決めた。
延伸計画は門真市駅から東大阪市瓜生堂(うりゅうどう)までの9キロ。
総事業費は約1050億円で、約333億円を府と東大阪市などが負担し、このうち同市は70億円を上限に支出する。
大阪モノレールは府の第三セクター、大阪高速鉄道(OKT)が運行。
事業費の残りは国が約407億円、OKTが310億円を負担する。
現在は伊丹空港がある大阪空港駅から門真市駅まで営業。
延伸で4駅を新設し、大阪市営地下鉄やJR線、近鉄線と乗り換えができるようにする。 

大阪モノレール9キロ延伸計画、府と東大阪市合意へ
朝日新聞デジタル
2015年7月22日(水)12時55分配信

延伸計画は、現在の終点の門真市駅から、東大阪市瓜生堂(うりゅうどう)まで南に約9キロ。
松井一郎府知事と野田義和東大阪市長が22日午後に会談し、正式に発表。

モノレール 東大阪市に延伸へ
NHK 関西ニュース 
2015年7月22日(水)20時02分配信
瓜生堂延伸報道 大阪府東大阪市

<大阪モノレール>延伸へ 東大阪市が事業費負担を調整
毎日新聞
2015年7月11日(土)10時1分配信

大阪府の第三セクターが運行する大阪モノレール(大阪空港−門真市)の延伸計画で、府が延伸先の東大阪市に事業費の一部約65億円の負担を求めていることが10日、関係者への取材で分かった。市は負担に難色を示していたが、一定額を負担する方向で最終調整に入った。松井一郎知事と野田義和市長が月内にも会談して負担額を正式決定する見通しで、懸案だった延伸が実現する。
計画では、門真市駅から東大阪市瓜生堂まで南に約9キロ延伸し、4駅を新設。新駅は近鉄や大阪市営地下鉄と接続させ、環状鉄道網の形成を目指す。総事業費は約1050億円。このうち717億円を国と三セクが負担し、残り333億円は地元自治体が負担することになっていた。
府はモノレールが市道上を通ることなどを理由に東大阪市に一部負担を求めたが、市は「広域行政を担う府が負担すべきだ」と難色を示していた。府は昨年度中に負担割合を確定させ、延伸を正式決定する方針だった。
関係者によると、約65億円は市道上の軌道や新駅整備などの費用の一部という。
野田市長は毎日新聞の取材に「延伸実現のため、ある程度の負担は仕方ない。知事との会談で最終判断したい」と話した。 


門真市駅末端 瓜生堂延伸

   
【門真市駅末端軌道の移り変わりアルバム】 
2016年5月  
大阪モノレール門真市駅軌道末端2016年現在
補修工事が完了し、全体的に白色塗装となった。 
モノレール門真市駅軌道終点部分 
 この日程付近の主な出来事
大阪万博2025年候補地に夢洲(ゆめしま)を追加。
   
2015年12月 
 大阪モノレール延伸事業 2019年度着工、29年度開業方針が決定 大阪モノレール延伸事業 門真市駅末端軌道 
この日程付近の主な出来事
2016年1月15日 大阪府戦略本部会議(2019年度着工、29年開業方針を決定)
   
2015年8月
 延伸を待つ大阪モノレール末端軌道 延伸を待つ大阪モノレール末端軌道 門真市駅2015年8月 
 この日程付近の主な出来事
2015年7月22日 会談(松井一郎府知事、野田義和東大阪市長)
東大阪市が事業費一部負担を合意


 
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